第76回福岡県美術展覧会に研究会から3人が入選しました
2021.09.18
新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、昨年は中止された県展が2年ぶりに開催されました。今年度、県展の工芸部門に研究会から3人が手紡双糸小倉織帯を出展して、全員入選しました! 機械紡績の糸が生まれる以前は、綿から糸車で糸を紡ぎ、その糸を二本合わせた双糸で小倉織は織られていました。江戸期の初めから続けてこられた手紡双糸小倉織の美しさと力強さをたくさんの方に知っていただける貴重な機会になると考え今回応募しましたが、手紡双糸小倉織の帯を評価していただいたことは大変嬉しく、これからの制作の励みになります。私たちの地元で栽培した綿を使っての小倉織制作活動は、毎年和綿を栽培してくださっている方々、綿の種取りをしてくださる方々、綿打ちをしてくださる方はじめ本当に多くの方々に支えて頂いて初めて可能になることばかりです。日頃より小倉織を応援してくださっている方々、支えてくださっている皆さまに感謝申し上げます。出品した作品は、9月14日~20日まで福岡県立美術館で展示されます。(北九州市の巡回展は11月24日~28日まで北九州市立美術館であります。)【西日本新聞社賞】手紡双糸小倉織帯「汀」花田眞理子、【福岡県文化団体連合会賞】手紡双糸小倉織帯「夏の夢」喜洲朋子、【入選】手紡双糸小倉織帯「旅路」野代和子**************************福岡県立美術館HP https://fukuoka-kenbi.jp/(kei)