活動報告

豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。

織り仕事色々*綜絖通し*

2020.05.01

自宅で過ごす時間が増えてきましたが、皆さんいかがお過ごしですか。私達も工房での交代シフトにだいぶ慣れてきました。さて、機(はた)で織っている姿は皆さんよくご存知だと思いますが、実際に布を織り始めるまでに色々な準備があります。 その中で最も細かい作業の一つ「綜絖(そうこう)通し」をご紹介しましょう。綜絖は細長い針金で出来ています。針金の中央部に小さな穴があり、そこに経糸を順番に1本ずつ通します。綜絖は4枚の木の枠に分けて通してあり、この綜絖の枠が上下して、経糸が上がったり下がったりします。その開いた糸の間によこ糸を通して打ち込むことで布が織れて行きます。機械紡績の細い糸(60/2綿番手)を使って織る帯だと約1800本余の経糸を通すことになり、とても根気のいる作業です。間違えたら大変!と思わず目に力がはいります。でもこの作業好き〜という研究会員もいます(*^▽^*) (T子)

🌸工房だより

2020.04.11

新型コロナウイルスの影響で生活に制限がありますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。 伝承会の活動もしばらく自粛し、研究会でも今年度予定の様々なイベントが中止になっています。そんな中で出来ることに制限はあっても、研究会では工房に出てくる人数をうまく調整しながら各自の制作作業を進めています。また自宅でも糸を紡いだり、新しいデザインを考えたりとやる事はたくさんありますp(^_^)qしばらく不自由な日々が続くと思いますが、それぞれが工夫しながら乗り越えていきたいですね。 さて、街の中ではソメイヨシノに代わって遅咲きの御衣黄が満開を迎えました。工房にも大和先生の自宅に咲いているお花が届きました!見ていると心がほっこりしますね(*^▽^*) (T子)

小倉織飾り、加冠の儀の記念品に 

2020.02.19

小倉城庭園で2月23日に行われる「加冠の儀」の参加者に、小倉織飾りヘアゴムが記念品として贈られる事になりご注文を承りました。いつもはクリアな袋に入れて販売していますが、今回は贈答用の箱に入れています☆ 草木染めした手紡ぎ糸の色合いと手織りならではのあたたかさ、手触りの良さは小さな商品になっても変わりません。加冠の儀に参加される皆様の思い出と共にお使いいただければ嬉しいです!箱のイラスト、ヘアゴムをしている女の子は武士子(ぶしこ)ちゃんといいます。小倉織の袴をはいています(^^♪ ご自分用に、ちょっとした贈り物にいかがですか。 小倉織かざりヘアゴムは、大 1,100円、小880円。小倉織飾りブローチ 1,100円もございます。(全て税込価格)(T子) ✳︎ 加冠の儀とは、古来から行われていた成人式の事です。本来男子の成人を祝う式ですが、小倉城庭園では3月3日の雛の節句にあわせて、新成人の女性に体験していただくそうです。

そして、もう一度糸紡ぎに挑戦! 2月19日(火)

2020.02.19

この授業は子供たちの熱意から生まれました。綿の種を撒いて育て、わたの収穫をした子供たち。綿の実から種を外して、ハンドカーダーで綺麗に繊維を揃えて、じんき(綿の筒)を作って、1月29日と30日に工房に来て糸紡ぎに挑戦しました。はじめての糸車での糸紡ぎは簡単ではありませんでしたが、自分たちが育てた綿が糸になり、よこ糸として織り込まれて、布になるところまで体験して帰りました。でも、それで終わらなかったのです。子供たちが最初に作ってきたじんきはふわふわで大きかったのですが、もっとしっかり巻いて小さ目にした方が紡ぎ易いと子供たちは考えました。学校にあるスピンドルで紡ぐ練習もしました。学校から、「子供たちが是非もう一度糸車で紡ぎたいと言っている」と連絡を受けたので、その熱意にお答えして、2月19日を‘紡ぎの日’にしました。工房に現れた子供たちは前回よりずいぶんと紡ぎのリズムがよくなっていました。何より糸の扱い方が変わっていました。この後、学校で糸を染め、布を織るという行程に進むそうです。この日は、とてもたくさんの質問も出てきました。自分たちが体験したことから生まれた疑問や知りたいことを熱心に尋ねてくれました。これからの取り組みがとても楽しみです。この日、感想文と絵入りのお手紙を頂き、嬉しかったです。(kei)

「さしこでこくら」研修会

2020.01.31

豊前小倉織研究会の会員でもある平山路子さんを講師に迎え、さしこの講習会を開きました。奈良・白雪ふきんのふきんを使って、さしこの講師としても活躍している平山さん。昨年10月に開催された研究会の作品展、M展で行われたワークショップ「さしこでこくら」は好評を博し、伝承会員もぜひしたい!という事になり、それに私達研究会員も一緒に参加しました。テーブルを囲んであちらこちらから楽しい会話が聞こえてきました。と思ったら集中してチクチク、チクチク。自由でやさしい時間でした。いつもはmini小倉で真田紐を織っている糸が、柔らかいふきんと馴染んで美しい伝統柄を描き出しました。この様子はホームページ「小倉織伝承会」のページでも紹介していますのでどうぞチェックしてみて下さいね。(T子)

北九州子どもの村小学校 工房体験  二日目:1月30日(木)

2020.01.30

子どもの村小学校の工房体験二日目、11人の子供たちが元気にやってきました。1日目に来工した友達から何か聞いてきたのでしょうか、大和先生のお話の間もわくわく・ソワソワ感がこちらにも伝わってきました。早速2人一組になって協力して糸紡ぎ。6台の紡ぎ車から次々と表情豊かな糸がたくさんできました!できた糸をペアの二人で上手に巻き取る姿もいい感じです。そしていよいよmini小倉で織り体験です。世界に一つ、自分だけの素敵な小倉織ができましたね。 体験を終えた子供たちから最後に、「紡ぎ車を自分達で作れますか?」との質問があり、大和先生が「丸い車の部分を作るのが一番難しいでしょうね」と答えると、引率の先生からは「よし、作ってみようかー」「うん、作ろう!」ですって! 子供たちの何でもやってみようという好奇心にはこちらもびっくり、そして嬉しくなりました。いつか完成した紡ぎ車に会える日が来るのかな(^^♪(T子)

北九州子どもの村小学校 工房体験  一日目:1月29日(水)

2020.01.29

小学1年生から中学生までの23名が、1/29・30の2日に分かれて工房へ紡ぎと織りの体験に訪れました。 学校で綿の種を植えたところ、綿の実がなり、ふわふわの綿が採れたので、その綿で何が作れるのかを楽しみにして工房にやってきました。子供たちは自分達で綿の種を取り、カードを掛けて繊維を揃え、棒状に巻いたたくさんの「じんき」を箱に入れて、大事そうに抱えてきました。 最初は大和先生の小倉織り講義です。子ども達のキラキラ視線が注がれます。 綿がどのようにして糸になり布になるのか、みんな興味津々でした。 次は実技、糸車を使い紡ぎます。1人20分くらいの時間で紡ぎました。 のみこみが早い!観察もしっかり! 自分なりの工夫を見つけながら、短時間でしたが無事に糸ができました。 次はついに紡いだ糸を使って織りをします。 mini小倉で腰機です。こちらで用意した糸と、自分達で紡いだ糸を織り交ぜながら、交代で黙々と作業です。 あっという間に終了の時間になりましたが、大満足の仕上がりです。子ども達の表情から楽しさや達成感がとても伝わってきた1日目でした。(わた子)

北九州イノベーションギャラリー「小倉織体験・真田紐を織ってストラップを作ろう!」

2020.01.19

1/19(日)北九州イノベーションギャラリーで小倉織ワークショップを行いました。「小倉織ってなんだろう?学んで体験してみよう!」ということで、小さな織の道具「mini小倉」で真田紐を織り、金具をつけてストラップを作りました。午前・午後の2回開催し、参加者は小学3年生~中学1年生まで合わせて23名。最初の20分は小倉織の冊子を見ながら、暮らしの中で伝わって来た小倉織の歴史、素材や織りなど特徴について勉強し、その後mini小倉の使い方を学び、織りのスタートです。子供たちは初めての織体験では少し手間取るのかなと思いきや、興味津々すぐにコツを覚えて、一人でどんどん織り進み、あっという間に織り上げてしまいました。綿くりや糸紡ぎの体験でも目を輝かせながら、右手と左手を器用に動かします。子供たちの呑み込みの早さと吸収力の高さには、唯々驚くばかりでした!最後に、各自が織った小倉織の紐は研究会がストラップに加工し、今回はKIGSとのコラボ企画と言う事で、くるみ材を使って参加者の名前をレーザーカッターで彫りこんだKIGS特製のチャームを自分で取り付けて、自分だけのオリジナルストラップが完成しました。なかなかかわいいです。早速つけて帰った子供さんもいました(^^♪ 当日はJ:COM北九州の取材もあり、その様子はTVで放送されました!  (T子)

小森江東市民センター「郷土の誇り・小倉織の世界」

2020.01.17

1/17(金)今年初めての出張講座は小森江東市民センターでした。20名を越える参加者の中には男性の姿も見られ、大変盛り上がりました。講師が投げかけた質問に対する回答もリズム良く、質疑応答も活発にかわされ、反応がとても素晴らしかったです。皆さんの日頃からの市民センター活動に対する熱心な姿勢が感じられました。途中糸紡ぎや綿繰りを数人の方に体験していただきました。いざやってみると見ている時とは大違いで右手と左手をうまく動かせない!講義中の雰囲気とのギャップに思わず笑いが起こり場が和みました。最後に館長から、地域の文化である小倉織に私達市民にも何か協力やお手伝いができないだろうか、というご意見をいただきました。今後も、研究会が開催する展示会や博物館のイベントなどにお越しいただいたり、各ご家庭に伝わる小倉織の情報などをお知らせくだされば大変嬉しいです。史料の少ない小倉織ですが、多くの市民の皆さんに関心を持っていただき、支えていただくことで、郷土の誇りに育てて参りたいと考えています。ご参加下さった皆様、センターの職員の方々ありがとうございました! (T子)

北九州中央高等学園 工房見学

2019.12.17

2019年12月17日(火)北九州中央高等学園の生徒さんたちが工房にやってきました。工房見学は毎年の年末の恒例行事になっています。自分たちも学校でさおり織をしている生徒さんたちは、自分たちが織って、ミシンで縫製した立派な織物作品をお土産に持ってきてくださいます。バッグやポーチやティーコゼなど、素敵な作品ばかりでした。工房では綿から種を取るワタ繰り、糸紡ぎ、高機を使って小倉織の織体験などを経験しましたが、日ごろから織の仕事をしているだけに、とても上手く、感心しました。 (Kei)
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