研修会「さしこでこくら」

2020.01.31

豊前小倉織研究会の平山路子さんを講師にお迎えして「さしこでこくら」のワークショップを開催しました。蚊帳生地を8枚重ねにした白雪ふきんに天然素材で染めた糸を使って一針一針刺していくといくものです。模様は、麻の葉、青海波、矢羽根など伝統柄から選びました。各自、自由にデザインして楽しく完成させていきました。

北九州子どもの村小学校 工房体験  二日目:1月30日(木)

2020.01.30

子どもの村小学校の工房体験二日目、11人の子供たちが元気にやってきました。1日目に来工した友達から何か聞いてきたのでしょうか、大和先生のお話の間もわくわく・ソワソワ感がこちらにも伝わってきました。早速2人一組になって協力して糸紡ぎ。6台の紡ぎ車から次々と表情豊かな糸がたくさんできました!できた糸をペアの二人で上手に巻き取る姿もいい感じです。そしていよいよmini小倉で織り体験です。世界に一つ、自分だけの素敵な小倉織ができましたね。 体験を終えた子供たちから最後に、「紡ぎ車を自分達で作れますか?」との質問があり、大和先生が「丸い車の部分を作るのが一番難しいでしょうね」と答えると、引率の先生からは「よし、作ってみようかー」「うん、作ろう!」ですって! 子供たちの何でもやってみようという好奇心にはこちらもびっくり、そして嬉しくなりました。いつか完成した紡ぎ車に会える日が来るのかな(^^♪(T子)

北九州子どもの村小学校 工房体験  一日目:1月29日(水)

2020.01.29

小学1年生から中学生までの23名が、1/29・30の2日に分かれて工房へ紡ぎと織りの体験に訪れました。 学校で綿の種を植えたところ、綿の実がなり、ふわふわの綿が採れたので、その綿で何が作れるのかを楽しみにして工房にやってきました。子供たちは自分達で綿の種を取り、カードを掛けて繊維を揃え、棒状に巻いたたくさんの「じんき」を箱に入れて、大事そうに抱えてきました。 最初は大和先生の小倉織り講義です。子ども達のキラキラ視線が注がれます。 綿がどのようにして糸になり布になるのか、みんな興味津々でした。 次は実技、糸車を使い紡ぎます。1人20分くらいの時間で紡ぎました。 のみこみが早い!観察もしっかり! 自分なりの工夫を見つけながら、短時間でしたが無事に糸ができました。 次はついに紡いだ糸を使って織りをします。 mini小倉で腰機です。こちらで用意した糸と、自分達で紡いだ糸を織り交ぜながら、交代で黙々と作業です。 あっという間に終了の時間になりましたが、大満足の仕上がりです。子ども達の表情から楽しさや達成感がとても伝わってきた1日目でした。(わた子)

北九州イノベーションギャラリー「小倉織体験・真田紐を織ってストラップを作ろう!」

2020.01.19

1/19(日)北九州イノベーションギャラリーで小倉織ワークショップを行いました。「小倉織ってなんだろう?学んで体験してみよう!」ということで、小さな織の道具「mini小倉」で真田紐を織り、金具をつけてストラップを作りました。午前・午後の2回開催し、参加者は小学3年生~中学1年生まで合わせて23名。最初の20分は小倉織の冊子を見ながら、暮らしの中で伝わって来た小倉織の歴史、素材や織りなど特徴について勉強し、その後mini小倉の使い方を学び、織りのスタートです。子供たちは初めての織体験では少し手間取るのかなと思いきや、興味津々すぐにコツを覚えて、一人でどんどん織り進み、あっという間に織り上げてしまいました。綿くりや糸紡ぎの体験でも目を輝かせながら、右手と左手を器用に動かします。子供たちの呑み込みの早さと吸収力の高さには、唯々驚くばかりでした!最後に、各自が織った小倉織の紐は研究会がストラップに加工し、今回はKIGSとのコラボ企画と言う事で、くるみ材を使って参加者の名前をレーザーカッターで彫りこんだKIGS特製のチャームを自分で取り付けて、自分だけのオリジナルストラップが完成しました。なかなかかわいいです。早速つけて帰った子供さんもいました(^^♪ 当日はJ:COM北九州の取材もあり、その様子はTVで放送されました!  (T子)

小森江東市民センター「郷土の誇り・小倉織の世界」

2020.01.17

1/17(金)今年初めての出張講座は小森江東市民センターでした。20名を越える参加者の中には男性の姿も見られ、大変盛り上がりました。講師が投げかけた質問に対する回答もリズム良く、質疑応答も活発にかわされ、反応がとても素晴らしかったです。皆さんの日頃からの市民センター活動に対する熱心な姿勢が感じられました。途中糸紡ぎや綿繰りを数人の方に体験していただきました。いざやってみると見ている時とは大違いで右手と左手をうまく動かせない!講義中の雰囲気とのギャップに思わず笑いが起こり場が和みました。最後に館長から、地域の文化である小倉織に私達市民にも何か協力やお手伝いができないだろうか、というご意見をいただきました。今後も、研究会が開催する展示会や博物館のイベントなどにお越しいただいたり、各ご家庭に伝わる小倉織の情報などをお知らせくだされば大変嬉しいです。史料の少ない小倉織ですが、多くの市民の皆さんに関心を持っていただき、支えていただくことで、郷土の誇りに育てて参りたいと考えています。ご参加下さった皆様、センターの職員の方々ありがとうございました! (T子)

北九州中央高等学園 工房見学

2019.12.17

2019年12月17日(火)北九州中央高等学園の生徒さんたちが工房にやってきました。工房見学は毎年の年末の恒例行事になっています。自分たちも学校でさおり織をしている生徒さんたちは、自分たちが織って、ミシンで縫製した立派な織物作品をお土産に持ってきてくださいます。バッグやポーチやティーコゼなど、素敵な作品ばかりでした。工房では綿から種を取るワタ繰り、糸紡ぎ、高機を使って小倉織の織体験などを経験しましたが、日ごろから織の仕事をしているだけに、とても上手く、感心しました。 (Kei)

八幡西生涯学習総合センター コーディネーター研修

2019.12.06

12月6日(金)八幡生涯学習センター コーディネーター研修に伺いました。会場は黒崎・コムシティ。地元の織物 小倉織について知識を深めたいと17名のコーディネーターや職員の方々が参加されました。講座の前半はパワーポイントの画像を見ながら小倉織の歴史、糸や布の特徴、染色などを勉強しました。後半はミニ小倉で真田紐の織り体験。そして織り上げた真田紐をストラップにするまでをご自身でしていただきました。皆さん上手に作る事ができてよかったです!ストラップが完成した方は、残りの時間で糸紡ぎや綿繰りの体験、研究会員に真田紐の柄のデザインについて質問したりと和気あいあいの雰囲気でした。講座後の意見交換では「小倉織について知る事ができてよかった」「(真田紐は)集中して手先の感覚でやっていくというのが楽しかった」「二本目も作りたい」と嬉しいご感想(^^)をいただきました。短い時間でしたが、日頃から北九州で活動されているコーディネーターの皆さんに地域の文化である小倉織を知っていただく良い機会をいただき、ありがとうございました。ストラップ、使ってくださいね♪♪ ( T子)

北九州市立祝町小学校 で小倉織の授業!

2019.11.26

11/26(火)北九州市立祝町小学校に小倉織の体験授業に行きました。午前中は3、4年生、午後は5、6年生合わせて約60名が北九州の伝統文化である小倉織の勉強をしました。小倉織ノートを使って歴史や布の特徴、作る過程を学び、真田紐や羽織のシールをノートに貼って年表を完成させました。ミニ小倉で真田紐を織る体験では、初めて見る小さな織り機に児童たちは目を輝かせていました。集中するあまり「腰が痛い~~!」といながらも頑張って、真田紐を織り上げ「楽しかった!」という声を聴いた時にはこちらも嬉しくなりました。真田紐をストラップにする間に、子供たちは糸紡ぎや綿繰り、弓打ちの体験をして90分の授業は終了しました。最後にマイストラップを手にした子供達の嬉しそうな顔がとても印象的でした。子供たちには、実際に体験してみてわかった事や感じた事を大切にしてもらえたらいいなと思います。私たちも、子供達からパワーをいただいた1日でした(^^) 久しぶりにいただいた小学校の給食が大変おいしかったです。ごちそうさまでした!

北九州市立すがお小学校

2019.10.30

10/25(金)、30(水)北九州市立すがお小学校で4年生15名に小倉織の授業のお手伝いをしてきました。 25日は綿繰り、弓打ち、糸紡ぎの体験を、30日はミニ小倉で小倉織真田紐を織ってもらいました。どれも子供達は生き生きと目を輝かせて行なっていました。 すがお小学校に伺って感じたのは事前学習を丁寧にされているという事でした。子供達は綿を育て、種から綿を外すのが難しい事を体験し、小倉織の布の強さもサンドペーパーで擦る実験をしていました。また、経験した事や小倉織の冊子を元に歴史、特徴、染めなどについての新聞を作っていました。 授業の感想も全員がしっかりと自分の言葉で話し、短い時間でしたが私達にとっても楽しい授業となりました。

北九州市観光案内ボランティア 工房見学

2019.10.23

作品展の余韻を残しつつ、10/23(水) 北九州市観光案内ボランティア30名近い方々の工房見学がありました。 今回の工房見学で、小倉織の歴史や特徴などの講義を聞いて、実際に糸車で糸を紡いだり機の前に座って小倉織の布を織る体験をしていただいたことを、今後まち歩きガイドの際、観光客の方へお話していただけることと思います。差し上げた小倉織の冊子を活用していただければ嬉しいです。皆さまのますますのご活躍を期待しています(^^)
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