「放課後等デイサービス ゆづき」ワークショップ

2023.02.19

2月18日(土)あいにくの雨でしたが、小倉城庭園研修室で 宗像市から小学生8名が参加してワークショップを開催しました。まず、展示室で小倉織の歴史や綿から糸・布になるまでの説明受けました。小倉織の布と晒の手触りの違いも確かめました。実際に機織りを目の前で見ると歓声があがりました。 次に研修室に移動してミニ小倉を使ってストラップ作りをしました。みんな熱中して黙々と織り上げていきました。 最後に、種付きの綿を触ったり、綿繰りや糸車を回して糸を紡いだりしました。 完成したストラップを手にすると、「今度は機織りしてみたい」「お母さんと一緒にまた来たい」など笑顔が溢れていました。

若松観光案内ボランティア 〜小倉城庭園にて〜

2023.02.14

若松観光案内ボランティア  〜小倉城庭園にて〜 2023.2.14(火) 10:00~12:00小倉城庭園にて、若松観光案内ボランティアのメンバー16名をお迎えして小倉織講座を行いました。 まず、展示室に常設展示している「綿がどのような工程を経て小倉織になるのか」という展示を見て頂きました。その場で機織りを2名の方が体験されました。その後、講義室に移動し、小倉織の栄枯盛衰の過程と二度も生産が途絶えながらも甦って再び生産されるようになった歴史や小倉織は平織の木綿織物で、縞柄はグラデーションを含んでいるといった特徴を学びました。参加されたみな様が集中して熱心に聞いてくださっている姿がとても印象的でした。また、綿から種を外す綿繰りの作業と糸紡ぎを、希望される方に体験していただきました。糸車を使っての糸紡ぎは右手と左手の動きが違うので難しく感じられた様ですが、とても楽しんでいただけた様子でした。今後、観光案内ボランティアとして市内の観光案内をされる際、郷土の誇りである小倉織を説明して頂き、より多くの方々に小倉織の歴史や特徴を知っていただくきっかけとなったらとても嬉しく思います。(Yuu。)

抱樸 ワークショップ

2023.02.13

立春を迎えましたが、冷たい雨が降る中 2月13日 生涯学習総合センターでワークショップを行いました。 抱樸の方とは何度かワークショップを行っていますが、今日はまた初めての方々でした。 小倉織の歴史や材料などについての話を聞いたあとは、綿繰りや糸紡ぎを実際に体験しました。 綿から糸にするのはなかなか大変でしたか、どなたも熱心に取り組んでいました。 その後、自分の好きなデザインを選んでストラップ作りをしました。皆さん、黙々とミニ小倉に向かって織り上げていきました。 完成したストラップを手に思わずにっこりした表情がステキでした。 「難しかったけど、楽しかった」との感想をたくさんいただきました。

八幡中央高校3回講座Ⅱ「糸を藍染めしよう!」「真田紐をデザインしよう!」

2023.01.28

■第2回■2023年1月28日㈯ 小倉北区中津口にある豊前小倉織研究会の工房で、八幡中央高校の園芸部と物理部の生徒さん6名と顧問の先生2名、計8名が参加して第二回目の講座が行われました。今回は、前回生徒さんたちが糸車で紡いだ糸を藍色に染めました。糸をインド藍液に浸してゆっくりゆらゆらと揺らします。浸している糸は緑色になりました。藍なのに緑色?と、不思議そうな生徒さんたちでしたが2分後糸を絞り空気に触れさせるために両手にかけてパンパン!するとあっという間に藍色に変化しました。生徒さんたちも先生も変化にビックリ!その後水がキレイになるまで濯いだら出来上がりです。この糸は、次回高機で織るコースターの緯糸として織り込まれていきます。とても楽しみです。続いて真田紐のデザインを考えました。小倉織の縞の特徴であるグラデーションの話を聞いた後、先生方も参加して、いよいよデザインシートに描きこんでいきます。黙々とアイディアを描いてみたり、相談しながら考えたりと、全員楽しそうにデザイン作業を進め、素敵なマイデザインが出来上がりました。そして、各自デザインした色の糸を順に並べ真田紐を織る時に使用する「ミニ小倉」に糸を通して、次回織るための準備をし第二回目の講座は終わりました。今回は、染めとデザインを通して小倉織がどのようにして出来ていくのかという過程を体験しました。第三回目の完成に向けて楽しみにしている様子をとてもうれしく思いました。(Yuu。)

お詫びと訂正

2023.01.03

現在、小倉城庭園で参加できる小倉織の体験ですが、料金に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。 コースター 1500円 真田紐ストラップ 1500円 申し込みは、小倉城庭園(093‐582‐2747)へ ご参加を心よりお待ちしています。

第三回 市丸小学校小倉織授業(全3回)ー コースターを織る ー

2022.12.24

12月16日(金)北九州市立市丸小学校にて、3回目の総合学習授業を行いました。最終回のメインは、コースターを織る実習です。続いて、小倉織の強度実験を行いました。 子ども達の机の上には、研究会オリジナルの小さな腰機(mini小倉)をセットしました。経糸は、前回の授業で描いたデザイン表通り、織れる状態に準備済みです。緯糸は、子ども達の育てた綿を紡ぎ藍染めした糸(太目)と、研究会で紡ぎ足した糸(細目)が、それぞれシャトル代わりの”あばり”に巻かれた状態になっています。 腰紐を腰に結んで、織り始めます。綜絖と筬の役目をするmini小倉の板を恐る恐る上下させていたのも束の間、すぐにコツを掴んで1人で織れるように。緯糸の差替えもお手のものです。 緯糸の使い方には工夫がありました。自分達の紡いだ糸と研究会の紡いだ糸を交互に入れる人、前半後半に分ける人、自分達の糸を真ん中に持ってくる人。不足分の補充のつもりで用意した細目の糸でしたが、子ども達は各々デザインして計画的に、感性豊かに緯糸を使い分けていました。 私達の予想に反して、全員が時間いっぱいまで丁寧に真剣に織り、見事、素敵なオリジナルコースターが完成しました。 続いて、小倉織の強度実験です。 日本手ぬぐいと小倉織の布片を貼ったボードと、棒状の紙ヤスリを1人ずつに配布。それぞれの布をカウントしながらヤスリで擦り、何回で破れたかを発表します。ところが、最初に擦った日本手ぬぐいよりも、擦り慣れた2回目の小倉織が早く破れるというハプニングが発生。再度日本手ぬぐいを擦ると、あっという間に破れて、無事に小倉織の強さを証明することができました。 市丸小学校5年生の皆さん、小倉織の授業はいかがでしたか。この授業が皆さんにとって、楽しい思い出となりますように。そして将来再び、故郷の伝統工芸である小倉織に触れてみたい、と思って頂けたら嬉しく思います。 素晴らしい時間をありがとうございました。(Y子)

小倉城庭園での小倉織活動

2022.12.16

現在小倉城庭園では、「小倉織~その技と美~」が開催されています。 私たち伝承会も復元した布やミニ袴を展示させていただいています。 また、会場には機も設置しており、活動日には復元の様子を見ることができます。 会場では体験の場を設けており、機でコースター(1500円)、「ミニ小倉」という腰機で真田紐(1000円)を1時間くらいで仕上げることができます。織り上がったコースターと、真田紐を付けたキーホルダーはお持ち帰り頂けます。来場を心よりお待ちしています。

八幡中央高校 3回講座Ⅰ「育てた綿はどうなるの?」

2022.12.15

■第1回■ 12月15日(木)八幡中央高校の園芸部と物理部の生徒さん達と先生が小倉城庭園に来られました。3回講座のうちの第1回目はまず、綿が糸になるまでの過程と藍や天然染料による染色、小倉織の特徴・歴史などを、展示室で実物を見ながら学習しました。今回は、部活動で育てた綿の実を、事前に手回しの綿繰り機をお貸しして種取りをして持って来てもらいました。種を外した綿を「カーダー」という道具で櫛けずるようにして、ふわふわの綿にしてから、丸めて「じんき」という小さな綿の筒を作り、糸車で糸に紡いでいきました。日本古来の弓で綿を打ってふわふわにする方法も体験しました。カーダーや弓打ちにはまる生徒さん、糸紡ぎに苦戦する生徒さん、それぞれ真剣に取り組んで、上達した生徒さんが顧問の先生に教えているシーンも見られました。たくさんの手紡ぎ糸と手打ちの綿ができあがり、最後は綿だらけになった制服をコロコロローラーでお互いにきれいにして終了しました。あっという間のとても楽しい時間でした。(こめ)

小倉織~その技と美~ 小倉城庭園企画展

2022.11.26

本日11月26日(土)から来年1月29日(日)まで、小倉織協同組合の企画展「小倉織~その技と美~」が小倉城庭園で始まりました。展示会場には大きな小倉織のオブジェが設置され、私達研究会の手紡ぎの作品や築城則子氏を始め組合に参加する作家の作品が一堂に会し、それぞれの個性を感じていただけるコーナーとなっています。豊前小倉織伝承会の機(はた)も設置され、ご来館いただいた時に機織りをしている姿がご覧いただけるかもしれません。常設コーナーでは、100gのワタがどのような過程で糸になり、更にたくさんの糸を紡いで小倉織の帯になるかという制作過程を、綿繰り機や糸車などの道具類とともに見て頂けます。袴によく使われている染料で染めた糸サンプルと染料も展示しています。また、伝承会が復元した「いのちのたび博物館所蔵の25枚の袴」の生地で実際の1/4サイズの小さな袴を作って展示しています。絣の着物と合わせて着せたら、微笑ましい姿になりました。小倉織は城下の武士の子女たちの手で織られていたという記録がありますが、昔は小倉城庭園のあたりでも盛んに機音が響いていたことでしょう。このように小倉の歴史に所縁のある場所で、小倉織の展示が実現した事を大変嬉しく思っています。多彩な小倉織の世界を感じていただける企画展にぜひぜひお越しください。お待ちしております。 (T子)********令和4年9月2日付けで手織りによる「小倉織」が福岡県知事指定特産工芸品に指定されました。

小倉織~その技と美~ 小倉城庭園企画展が始まりました

2022.11.26

11月26日(土)から来年1月29日(日)まで、小倉織協同組合の企画展「小倉織~その技と美~」が小倉城庭園で始まりました。展示会場には大きな小倉織のオブジェが設置され、私達研究会の手紡ぎの作品や築城則子氏を始め組合に参加する作家の作品が一堂に会しています。多彩な小倉織の世界を感じていただける企画展にぜひぜひお越しください。企画展の詳しい様子は活動報告で紹介していますのでそちらもご覧ください。
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