活動報告

豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。

2026年度北九州市民カレッジ「小倉織を学び、織ってみよう」第3回

2026.06.26

6月26日(金)の市民カレッジ第3回目の講座は、前回各班に分かれて染めた糸を使って真田紐のデザインをしました。

 

前半は大和先生から小倉織の特徴(糸・密度・縞)について講義がありました。糸は糸車で紡ぎ、2本を撚りあわせて1本の糸(双糸)にしたことによってとても丈夫だったこと、経糸はかなり密度が高く、手ぬぐいと比べても緯糸が見えないほど詰まっていたこと、美しいグラデ-ションの柄は、濃淡を上手く配置して作り出されている縞模様であることなどです。

 

講義後半にはスクリ-ンにサンプル画像も映し出され、デザインのポイントもお話があって、いよいよ染色糸データ票を見ながらデザインする時間がスタ-トです。

一つのデザインに集中される方、どんどんアイデアが浮かび2つ、3つとチャレンジする方、唯一無二の真田紐デザインがどのようになって次の講座に繋がっていくのか楽しみです。

次回はmini小倉を使って真田紐を織っていきます。(ひ)

2026年度北九州市民カレッジ「小倉織を学び、織ってみよう」第2回

2026.06.12

6月12日(金)市民カレッジ小倉織講座の第2回は、「天然繊維に触れる、染めについて学ぶ」です。

前半は糸や布の素材について学び、後半は天然染料を使った染色実習を行いました。

藍(濃・中・淡の3色)、茜(濃・淡の2色)、緑(濃・淡の2色)、黄色の計8色の糸を染めていきます。糸の扱い方や染色のポイントを説明した後、いよいよ実習開始。受講生の皆さんが少し緊張しながら糸束を染液に浸けていきます。そのドキドキも染色の楽しさとして感じていただけていたら嬉しいです。

また、例年の緑染めは、あらかじめ準備した藍色の糸を玉ねぎの染液で重ね染めしていますが、今回は藍染めの工程から体験していただきました。まずは白い糸を藍液に浸けると濃・淡2束の鮮やかな藍色の糸が出来上がりました。それを黄色い玉ねぎの染液に浸けた瞬間、、、深みのある緑色とやさしい淡い緑色へと美しく変化しました。受講生の皆さんからは「おぉ~!」という驚きの声が。実習の合間には、染料や染め上がった糸のサンプルをご覧いただき、天然染料ならではの豊かな色彩にも親しんでいただきました。次回は今回染めた糸とこちらで用意した糸を合わせた全13色の色糸を使って、自分だけの真田紐をデザインします。お楽しみに。(T子)

2026年度北九州市民カレッジ「小倉織を学び、織ってみよう」第1回

2026.06.05

6月5日(金)いのちのたび博物館で、2026年度北九州市民カレッジ「小倉織を学び、織ってみよう」全5回講座が始まりました。毎年たくさんのご応募をいただき、ありがとうございます。今年も抽選で20名の受講生が決まりました。

 

第1回目の前半は、小倉織の歴史の講義。後半は2人一組になって、綿繰り・弓打ち・糸紡ぎ・機織りの全工程を順番に体験して頂きました。やはり、人気は高機を使っての機織り体験。「楽しかった」との感想をたくさんいただきました。難しいという感想が多いのは糸車を使っての糸紡ぎ。右手と左手の動作のバランスに苦心されているようでした。

それでも、今年の受講生の皆さんは糸が細く紡げていて、驚きました。次回は、染色について学びます。〈Y〉

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