NPO法人 抱撲 ワークショップ
2022.07.12
プランターで綿を育てている「抱撲」、3回目となるワークショップを開催しました。
まず、「小倉織」の歴史について簡単にふれたあと、実際に綿から糸になる過程を体験しました。
最初に綿から種を取り出す「綿繰り」、次に弓で綿の繊維をほぐし、最後に糸車を使っての糸紡ぎでした。
糸紡ぎは、なかなか大変でした。
そのあと自分の好きなデザインを選んでストラップ作りをしました。皆さん、暑い中、黙々と織り進めていました。
豊前小倉織研究会工房展 2022
2022.05.09
6日(金)から開催された工房展も本日9日(月)無事に終了するかことができました。4日間、天候にも恵まれ、たくさんの方々に伝承会の取り組みを見ていただくことができました。「袴のことがよくわかった」「昔の縞が、素敵だった」などの感想をいただきました。また、キーホルダーやコースターの織りを体験した方々は、「楽しかった」「また、やりたい」などの声が聞かれました。今回初めて復元した布地でポシェット、額、ポケットティシュ入れ、アームバンド、アームカバーを作ってみました。昔から伝わる縞を身近に置いて使っていただきたいと思います。
豊前小倉織研究会工房展 2022 始まる
2022.05.06
本日6日(金)より、9日(月)まで小倉北区中津口で工房展が開催されています。私たち伝承会も博物館に残る史料の復元など日々の活動を紹介したり、展示販売をしたりしています。「ミニ小倉」という腰機を使って織る真田紐のキーホルダーや、高機でコースターを織るワークショップも行っています。皆さんのご参加をお待ちしています。
小倉織プログラム その2
2022.01.31
1月31日(月)、前回と同様に北九州市立生涯学習総合センターで、NPO法人抱樸の方々と「小倉織」について学び、体験する会が開催されました。
コロナ感染拡大防止のため、密を避けて実施しました。前回同様「小倉織」の歴史や特徴について学び、次に綿繰り・糸紡ぎ、そして真田紐を織りストラップを作りました。皆さん、意欲的に取り組んで、出来上がったストラップを手に思わず笑顔が溢れました。
小倉織プログラム
2021.12.22
12月16日(木)北九州市立生涯学習総合センターでNPO法人抱樸の方々と「小倉織」について学び、体験する会が開催されました。実際に茶綿を育てている方々ですが、そのあとその綿がどうなるのかと興味津々でした。
先ず「小倉織」の歴史や特徴についての話、次に綿打ちや糸紡ぎを体験しました。
最後には、小さな織機「ミニ小倉」を使って真田紐を織り、ストラップを作りました。自分の好きなデザインを選び、一段一段緯糸を入れて打ち込み、仕上げていきました。
綿から糸になるところが特に興味深かったようです。
「小倉織の歴史が分かった」「織っていくのが楽しかった」などの感想をいただきました。
東谷郷土資料館の袴地3点の復元
2021.10.18
平尾台の麓、小倉南区木下に、この地区で使われてきた農機具、家具調度などを集めて展示している東谷郷土資料館があります。この資料館に小倉織の布があるというお話を博物館の学芸員さんからお聞きして一緒に尋ねてみると、明治・大正期に織られた「自家製布地」と書かれたベニヤ板に25点ほどの小さな布片が貼りつけられたものが、壁に掛かっていました。また、織機、紡ぎ車、筬、糸などの機織りの道具も大切に保存されていました。
板に貼ってある布の中に「はかま生地」と書かれた3枚の布片がありました。3㎝×6㎝ほどのごく小さな布片ですが、この地区の方たちが織った自家用の小倉織の袴地です。この3枚の小さな布の糸の本数や糸の色を調べて、伝承会で復元しました。この袴地の濃い藍色のところには手紡ぎ糸が使われていました。初めて手紡ぎ糸を経糸に使い密度の高い小倉織を織るのはかなり苦労が要りましたが、伝承会で織りあげ、それを袴に仕立てて、リニューアルオープンする東谷の資料館に展示することになりました。(kei)**********************************************************************************
*伝承会メンバーよりの報告*この1年、小倉南区の東谷郷土資料館の袴地の復元に取り組んでいました。やっと織り終わった布地が袴になりました。
今回は、自分達で紡いだ糸を藍染めして、織っていきました。まさに昔ながらの手作りにこだわった復元作業になりました。(K.D)
北九州市立いのちのたび博物館にて「小倉織入門講座」を開催
2021.03.06
3月6日(土)いのちのたび博物館主催で「小倉織」講座が実施されました。新型コロナ感染拡大防止のため様々な活動が中止になる中、私たち小倉織伝承会も久しぶりにお手伝いの機会をいただけました。
まず、小倉織についての博物館歴史課学芸員上野晶子さんの講義、次にミニ小倉を使ってストラップを作りました。その後、実際の機織りや糸車を使っての糸紡ぎなどを体験しました。
特に実際の機織りや糸紡ぎは「難しかったけど、楽しかった」と好評でした。
「ものづくりワークショップ」を開催 ~11月15日(日)八幡西区黒崎コムシティ~
2020.11.16
西部障害者福祉会館交流ウィークの11月15日(日)、「小倉織ストラップ作り」のワークショップを13:00~14:00,15:00~16:00の2回に渡って開催しました。
新型コロナウィルス感染拡大予防のため、久しぶりのワークショップになりましたが、たくさんの方に応募していただきました。3密を避けるため、2部に分けて実施しました。
初めて「小倉織」を見る方や織り機に触れる方など様々でしたが、黙々と織り進めていきました。
織り終わってストラッブにすると、会場が満足そうな笑顔でいっばいになりました。
参加者の方からは、「織るのは、初めてだったが楽しかった」「少しの時間、熱中することが出来て楽しかった」などの感想をいただきました。
小倉織伝承会 作品展
2020.02.28
2020年2月10日(月)~27日(木)、生涯学習総合センターで作品展を開催しました。
私たちの活動の足跡である復元した反物やミニ袴などを展示しました。また、小倉織の歴史や糸車、復元した布で作った座布団なども展示しました。
センターを訪れた方々に見ていただき、私たちの活動を知っていただけたようです。
研修会「さしこでこくら」
2020.01.31
豊前小倉織研究会の平山路子さんを講師にお迎えして「さしこでこくら」のワークショップを開催しました。蚊帳生地を8枚重ねにした白雪ふきんに天然素材で染めた糸を使って一針一針刺していくといくものです。模様は、麻の葉、青海波、矢羽根など伝統柄から選びました。各自、自由にデザインして楽しく完成させていきました。